ネタもない金もない - ｡+:ﾟ⋈根無草⋈:ﾟ+｡

禁煙95日目

［今日やったこと］
野球の中継を少し観る。友人と通話する。iPhone買い替えのため見積もりしてもらう。漫画読む。
［今日の家事手伝い］
なし
［今日のダイエット］
○→リングフィット、エアロバイク
×→お菓子を食べてしまう。アイスも食べてしまう。横になってる時間の方が多い。小腹がすいたときに我慢ができていない。
［今日の節約］
外に出るも何も買わない。

今日もこれと言ってブログに書くようなことは起きていない。
現状を打破するために、近所を当てもなく彷徨ってみたが、駅ビル内のテナントは閉まってる所が多いし、妹がバイトをしている商業施設にはなんとなく行きたくないし、単純に駅前をウロウロするだけになった。見慣れた街並みだ。シャッター街を見ていると憂鬱な気分になる。ブログに書けそうなものは何もなかった。ここでガラスの一枚でも蹴破ってみたらネタは出来そうだけど、多分ブログを書くどころの騒ぎではなくなるのでやめた。
駅前では学校帰りの私立の中学生が、スクールバスから降りて改札に向かっていた。あまりにも暇なので、気まぐれに1人選んで、その子の抱えてる宿題とか部活の人間関係の問題とか、少し分けてもらえたりしないだろうかと考えた。忙しさと大変さのバランスが悪すぎる。ツイッターを見る限り、睡眠時間や家族との時間や休日を削ってまで仕事をしている人ばかりだ。下請けで良ければ何か手伝いたい気持ちもあるが、やり方を教える労力を割くのも大変だということは分かってるので、大人しくしている。かつては私も過労側の人間だった。「これ全部に値札つける仕事、時給1000円で雇いて〜」と残業中はよく思ったものだ。今タイムスリップして手伝いに行きたい。
ニート期間の目標は「失われた5年間を取り戻す」ではあるが、ここのところ暇すぎて「今後失う分の時間を前借りしている」という気持ちになっている。やれることは多々あるはずだが、モチベーションがあがらず、無駄な時間を過ごしてしまいがちだ。
直近の問題として、金がない。私は物欲を抑えつけることにかなり長けているので、金がない故何も欲しくないし何もしたくない。何かするには多少金が必要になるが、金を失ってまでやりたいかと言われると大体そうでもないという結論に至る。仕事を辞めた当初はこんなにニートするつもりはなかったのだが、社会情勢は改善しないし、メンタルをどうにかするにも時間がかかりそうなのだった。今ある残金で12月まで穀潰しすることを考え、均等に月にいくらまで使えるか割り振る。今月はあと4000円しか使えない。まあ、最悪来月分から前借りするのはありだけど、際限なくやるのでやりたくない。
家にある材料でおやつか何かを作ろうかと思い至った。料理は滅多にしないので、何か刺激になるだろうと思った。家は喫茶店なので食材は探せば結構あるし、重要なものでなければ気前よく使わせてくれるはずだ。が、私は今ダイエット中だ。食べ物を必要以上に食べることができない。空腹は基本ヨーグルトと炭酸水で凌ぐことにしている。おやつは作れない。プリンアラモードを作りたかった……。
節約とダイエット、片方だけでもメンタルがやられることがあるのに、両方は無理がある。経験上分かる。
大学4年のこの時期も、過度な節約に勤しんでいた。就活は難航するし、バイトは干されるし、家に居場所がないので外にいるしかなく、金はどんどん減っていった。まいばすけっとで88円くらいに値引きされているレーズンロールを買い、昼食兼おやつとして大学でよく食べていた。遠回りして50円で水が買えるスーパーに寄ってから登校していた。
観劇帰りだったかに歌舞伎町でナンパされて、連絡先を交換した。多分そうだろうなと思ったら、やっぱり風俗店斡旋業の人だった。金が欲しいなと思っていたので、後日とりあえず歌舞伎町で一度面接を行った。待ち合わせ場所に行ったら、ナンパして来た男の他に「俺が尊敬してる先輩にも来てもらった！」と大柄な男を紹介された。尊敬してる先輩というワードだけでもわりとヤバめなのに、この強面の男から風俗店の説明受けるのかー、まずい状況だなあ、と思ったので面接のやりとりは全部録音した。まだ残っている。紹介されたのは回春アロマだった。さらに、籍を置いておけば、ゲイ向けAVの穴役として、メインにならずにイケメンとセックスできることもあるよと言われた。が、その説明をしているときに強面の男が完全に人を騙す顔をしていたので聞き流した。さらに、回春アロマだけでも指名が入れば1日5万稼ぐこともできると説明されたけど、やっぱり強面の男が人を騙すときの顔をしていたので「それって指名が入った時の最高額ですよね。オプション付きですか？最低金額保証とかないんですか？」と詰めたりしてみた。なんとなく濁されて詳しくは二次面接でということになったので、一旦検討することにした。
二次面接までの間に、大学の男友達とサシ飲みすることになった。金がないなら奢ってやるよと言われて、お言葉に甘えさせてもらうことにした。わりと仲がいいと思ってたが、サシ飲みは初めてだった。奢ってはもらったのだが、その後無理やりホテルに連れて行かれそうになったので、大学1年の頃からの付き合いだったがその日をもって縁を切った。しかもただ単に体目当てならまだ分かるのだが「彼女だと勃たないから、本当に勃たないのか試したい。練習させてほしい」という理由だったので、一生EDでいろよ粗チン野郎と思った。
さて、ただでさえ回春アロマは匂いから親バレしないか気になるため迷っていたのだが、その男友達との一件もあってさらに迷うようになった。そのときまで、よほど不潔でない限りは誰とでもどこでもヤレるという妙な自信があったのだが、どうやらそうでもないことに気づいてしまったのだ。
そこから3日後くらいに、ゼミの教授と雑談中に「就活も終わらず金もなく風俗をやろうと思っている」という話を打ち明け「風俗はやめておけ」と言われた。雑誌に原稿を載せてあげるから、原稿料を足しにしなさいという流れになり、教授のおかげで風俗はやらずに収入を得ることができた。本当に感謝している。
教授には助けていただいたが、金がないとよろしくない事物が寄ってくるし、判断力がかなり鈍っているので危険である。ブログのネタにはなるかもしれないが、私は物書きを諦めて平穏で凡庸な人生を歩むことに決めたので、よく考えてから行動しようと思う。あと、あまり金がないことを言わないでいたい。今更だけど。