。+:゚⋈根無草⋈:゚+。

28歳独身フリーター、竹ノ塚ツブ子。夢なし!目標なし!彼氏なし!実家暮らし!人生暇つぶし!

焼べる

禁煙132日

[今日やったこと]
野球中継を聴く。配信でアニメを観る。リングフィット。美文字の練習。

人との距離感を、自分の心地よいところで保つのは、とても難しい。物理ではなく精神的な距離感。相手が近づきたがっていても、自分はこれ以上接近したくなかったりする。逆もしかり。距離は長さのことだけど、なんとなく私は頭の中で、誰かとの精神的な距離感をイメージするとき、焚き火を想像してしまう。心の距離が近い時=盛り上がってるときは、火が大きくて、距離が離れた時は火が小さくなり、全く交流がなくなったら「鎮火」と考えている。あくまで私からの一方的な見方だけど、私が望む以上にぐいぐい来られるときは「燃えすぎ!あっつ!」と思って連絡頻度を少なくしたり、会うのに少し時間を置いたりする。「逆に返信しなかったらもっと燃えるか……?」とたまに頭を抱える。大炎上して逃げることもある。自分からもっと距離を詰めたいときもあって「燃えろー!」と思いながら薪を投げ込んだり風を送ったりしてなんとか盛り上げようとする。たまに間違えて火を消してしまう。特に恋愛感情が絡むと火加減が難しい。友達ならそんなに苦労しない、というか、多少火が弱かろうが強かろうがヤキモキしないでいられる。
一番理想なのは、良い火加減のまま安定してくれて、少し目を離しても安心していられる、そういう関係性だと思う。恋人でも友達でも。目を離すというと浮気したがっていると思われそうだけど、そりゃ他の人間関係もあるので、一人に付きっきりでいるわけにはいかない。
この話をしても分かってくれない人が結構いる。説明が下手なのか……?

高校まで仲の良かった(と私は思っている)友達のことを、ここ最近思い出していた。中学が一緒で、5人グループだった。大学に入ってからは海外に行ったり仕事が忙しかったりでなかなか集まることがなかったのだけど、なんとなく、ずっと友達でいられる気がしていた。
大学はバラバラだけど、卒業旅行には行った。そのあとも誰かの誕生日の度にグループのLINEが動いた。仕事のことも恋愛のことも、みんな話すと長くなるものばかり抱えていたから、そもそも話題になることもなくて、みんなとっくに地元を離れていて、集まるきっかけもなくて、だからここ3年くらいは疎遠になっていた。そのうち誕生日にLINEすらしなくなった。私が地元に帰っていることも知らせていない。
鎮火かあ、と思う。
と思っていたら、今日そのグループの一人からLINEが来た。アイコン変わってるけど結婚したの?とのことだった。LINEのアイコンは先日のソロウェディングの写真にしてある。そういえば、あのグループには2年前に別れたことすら言ってなかった。
よくよく考えると、本当にお互い知らないことが多い気がする。興味がない訳ではないけど、言っても通じないし、聞いても分からないということが前から結構あった。常識から外れてるという点で通じ合っていて、それで充分だと思った。その火力だけで過ごしやすいと思えていた。

一度鎮火しても、もう一回火を焚き直すことができることを、28年弱生きてる中で学んだ。2年間全く音信不通で近況すら知らない状態だったけど、また以前みたいな距離感に戻れたことがある。焚き直しに1年かかったけど、今はちょうど良い。あれから私は、誰かと疎遠になっても焦らなくなった。寂しくなる必要はないと気づいたことは大きい。少なくとも私は、再会できると思っている。

コロナがもう少し落ち着いたら、懐かしい人たちと連絡を取りたい。


PVアクセスランキング にほんブログ村にほんブログ村 その他日記ブログ ニート日記へ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ
にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村 その他日記ブログへ