低刺激な毎日の連続

禁煙19日目

［今日やったこと］
頼まれていた事務作業を進める。ピアノ。リングフィット。買い物(ど近所)。
［今日の家事手伝い］
夕飯の支度(手伝い)、皿洗い(手伝い)、閉店作業(手伝い)。

今日もほぼ自室で過ごした。デカいゴミ箱を買いたかったが外は花粉が酷く、日が落ちてからでないと外出できない。19時過ぎに少し外に出たが酷い花粉だった。
そんなわけで変わらぬ毎日を過ごすとブログに書くネタがなくなる。このブログも125記事目なので、もうすでに過去のネタと被っている可能性は大いにある。
日課として掲げていることは「ピアノを1日1時間程度やる」「リングフィットで10分ほど運動する」「何かしらの家の手伝いをする」「ブログを書く」である。書くほどではないが、ピアノは1時間と決めているが上達しているし、リングフィットは絶対に10分以上やらないようにしてるので、ちょっとずつ負荷を上げていたりする。家の手伝いに関しては、もう食材を触ることにも慣れて、今日は1/2カップの分量を覚えた。ブログはやらないと気が済まないのでやるけど、100日も書いていればそんなに苦にはならなくなってきた。
要するに、取るに足らない日々に突入したことに気づいたのだった。まあ、実家暮らし19日目にもなればそんなものだろう。誰かと連絡を取ることもあまりないし、そもそも家から出ないのだから尚更だ。
今後は人生のイベントと呼べるようなことはほぼないはずで、長い目で見てもつまらない人生を送るだろうし、短期的に考えても何か起こるような気配はない。平和なのは良いことだけど。

一般企業の総合職で、販売員で、店長をしていたのだけど、大学は芸大だった。
1年生の初夏の頃、1限の語学のために教室に行くとまだ誰もいなくて、いつものように後ろの方の席の落書きを見て回った。芸大の落書きはレベルが高い。詩が書かれると感想や批評がつくこともある。その日はひとつ落書きが増えていた。
「こんなにもふざけたきょうがある以上どんなあすでもありうるだろう」
歌人、枡野浩一さんの短歌だった。前から知っていたはずなのに、このとき確実に胸打たれた。大学時代を思い出すときに、必ずこの歌が頭をよぎる。毎日が刺激的だったし、楽しかった。友達も多かった方だと思う。勉強熱心ではなかったから、楽な単位を友達と受講して、特に躓きもせず卒業した。専攻の分野に適性がないことが分かってきても、他の分野の制作に関わったりして楽しかったので、その時はさして気にならなかった。毎日遊んでばかりで、芸大で学んだことといえば「情報公開直後と上映期間中以外に、エヴァンゲリオンの話をすると、かなり面倒なことになる」ということくらいだ。
関わった映画の上映会があったり、学内の賞の受賞者として名前が貼り出されていたからか、私に憧れる後輩たちが現れたりもした。彼女らが卒業する頃には、私の実績をあっさりと抜いていた。それはとても喜ばしいことなのだけど、卒業して3年が経つ頃には、着々と技術を磨き経験を積んできた先輩、同期、後輩たちの名前を至るところで見かけるようになって少し苦しくなった。多少話したことのある相手だと、もう向こうは私のことを覚えてないんだろうなと勝手に落ち込むことになる。テレビでも書店でも電車の広告でも、もちろんネットの記事でも、どこでも誰かの名前を見かける可能性がある。それを仕事で疲れているときに目にすると、自分は何をしているのだという気持ちになる。多分ニートの今でも同じぐらいダメージは受けると思う。有名になりたいわけではない。ただ、ずば抜けて何かできたり、天職のある人が羨ましい。

離職票がないからハロワに行けないというのを言い訳にしてきたが、今日ついに離職票が届いた。電話で問い合わせたら2/26に送付したはずだと会社に言われたが、消印が3/4になっている。問い合わせの翌日の日付である。
何も方向性を決めていないが、とりあえずハロワには行かなくてはならない。