字が汚い

一人暮らし終了まであと12日

防災無線でも起きず、12時過ぎに目が覚めた。そこから何もせずぼんやりしてたら16時になった。とりあえず何かしないとなあと思い、隣駅までブックオフに本を売りに行った。9冊で320円。定期が切れていたら赤字だった。

そのあと喫茶店で3時間くらい本を読んでいた。本は滅多に読まないので、1時間で5ページくらいしか進まない。

本を読みながらメモでも取ろうと思い、久々に文字を書いたら、読める文字が書けなくなっていた。もともと字はかなり汚い。自分だけが読めればいいと思っていた。でも、自分すら読めないのは大問題である。

手先が不器用なせいなのか、同じ大きさで真っ直ぐ文字を書くとか、線を平行に書くとか、そういったことが全くできない。たまに本気で病気なんじゃないかと思う。パソコンのある時代でよかった。そうでなければ文章を書くことが趣味になったりはしなかっただろう。

昔、小4から小6くらいにかけて、イラスト入りのリレー小説を数人とやっていた。読めない上に長いという理由で、私の書いたパートが次の人の手によって全部夢オチにされるということが、数回あった。

中学では名前を書かずに出してしまった提出物を、先生が「男子これ誰の〜？」と探すことがたまにあった。女子の方が字が上手いというのは偏見である。

高校だと小論文模試なんかで、白紙で出す以外の選択を迫られたとき、に嫌々文章をまとめるのだけど、もともと支離滅裂な文章で減点された上、文字が読めないという理由でさらに減点を食らったりしている。平均点に届くことはまずない。

大学は基本的にパソコン打ちだったので気が楽だったし、なぜか分からないけど大学には同じくらい文字の下手な人が沢山いたのでちょっと安心した。

しかしまた社会人になると困ることが多かった。引き継ぎ事項も極力手書きは避けていたけど、どうしてもメモは必要になってくる。丁寧に書こうという気持ちがあっても、手に反映されるかされないかはランダムなのだ。自分でもよくわからない。そのくせ「催促」とか「頻繁」とか漢字で書きたがるので、余計に読めないらしい。ひらがなで書いた方がまだマシと言われる。漢字が書けない人だと思われたくないプライドが高すぎる。

文字が汚いことのメリットは、書いてるノートがちょっと見られてしまったときもすぐに判読できる文字ではないので安心できる、くらいのものである。

ちなみに、文にするのが苦手な人でも、喋るとそれなりに順序立てて面白く話すことができることが多いのだけど、私は考えながら話すということは文字を書くより苦痛なので、人に何かものを伝える手段がかなり限られてくる。

どうしようかな、文字書く練習ってどうすればいいんだろうな。無職の間に文字上手くしておきたいな。退化が激しすぎるので。