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28歳独身フリーター、竹ノ塚ツブ子。夢なし!目標なし!彼氏なし!実家暮らし!人生暇つぶし!

生命保険を解約してきた

退職まであと17日

 

ソロウエディングの日程を契約し、不動産屋に行って退去の意向を伝え、保険の窓口に行って生命保険を解約した。

生命保険は、元カレと別れてからいらないと思っていたけど、いや、死ぬかもしれないしと思って1年半無駄に払い続けていた。元々は結婚して受給を夫にするために予め入っておいたのだが、もう結婚もしないし、受け取りを親にしたところでという感じだ。養うべき人がいないと身軽で良い。親が死んで、私が残って、やがて死んで床のシミになって、無縁仏になるんだろうけど、別に構わないと思う。

医療保険はそのまま残しておくことにした。これこそ自分が病気になったら誰にも頼れない可能性が高い。メンクリ通院歴があるので、どのくらい保障が効くか分からないけど、入っておくに越したことはない。去り際に、がん保険をやたらと勧められた。幸いうちはがん家系でも高血圧でもなんでもない。祖父母は4人とも衰えはしてるものの大病ではないし、曽祖父母の死因もたしか老衰と戦死。がん保険はやんわりと断ってきた。

 

今日はとてものんびり過ごした。かき入れどきもすぎたので、ここのところ仕事ものんびりしている。そろそろ怒られると思うけど、心身ともに余裕があるのは良いことだ。

のんびりしすぎて引っ越し屋と粗大ゴミ収集日を決められていない。早いところ決めないと大変なことになる。

 

緊急事態宣言が出て、どこかほっとしている部分がある。もう焦っても人に会うのは憚られるし、もう会えないかもしれないという状況も、受け入れることができてきてるようだ。好きだった店がまたひとつ潰れることを知った。でももうそれも、成す術がないのだ。どうすることもできない。死んでいくのも、弱っていくのも、黙って見ているしかない。ニュースを観るのも、SNSやるのもほどほどにして、身の回りの、自分と関わりがあって何かをもたらしあえるくらいの仲の人の幸せを祈りたい。知らない人の不幸にいちいち心を痛めていては、いくら強くても足りない。そういう気持ちで解除まで過ごそうと思う。もう何も焦ることはない。引っ越しの段取りは組まないといけないけど。

 

退去を伝えたとき、不動産屋さんに「東京はやはり心配でしょう、こうゴミゴミしたところじゃあ」と言われた。「まあここよりか実家の方が、若い人も元気だし求められてるでしょうから、仕事は多分見つかると思いますよ」と元気付けられた。

実家、都内なんだけどな。渡した書類に東京都って書いてあるんだけどな。