引っ越しの段取りを書き出してみた
退職まであと6日
引っ越しのスケジュールを立てて、壁に貼ってみた。
こういう作業に関してとにかく抜けることが多く、色んな人にかなり迷惑がかかるので、事前に全部把握して書き出して段取りを組んでおくのが大事だ。
スケジュール帳というものを、社会人になってから持ったことがない。店舗勤務なので基本その場から動くことはないし、出勤と退勤以外に決められた時間で何かしなければならないわけではない。店のスケジュールなら店のカレンダーとシフトを見れば分かるので、個人で持ち歩くスケジュール帳は必要ないのだった。まあ、研修場所を間違えて、日本橋に行かなくてはならないのに上尾に行ったことはあるけど。
プライベートのことならスマホのスケジュール帳で事足りる。紙の手帳に空白があると、自分には会う人も行くところもあまりないし、締め切りもない、あまり充実した日々ではないのだと悲しい気持ちになる。
大学の頃はスケジュール帳は持ち歩いていた。学祭の準備での段取りを組んだり、課題の締め切りやバイトのシフトを書き込んでいた。4年は就活をしていたので、スケジュール帳は必須だった。あまり熱心に受けてない座学の授業のときに、手帳の後ろの方のメモ欄に「就活が9月までに終わった場合の卒制の段取り」と「終わらなかった場合の卒制の段取り」を両方書いてみた。9月までに決まらなかったら一度就活は諦めて卒制に注力しようと思っていた。要するに「最高にうまくいった状態」と「最悪の状態」のふたつのシミュレーションをしておいたのだ。そうすれば現実はその中に収まるだろうと考えていた。だけど、6月に体調を崩して寝込むことになったり、嫌なことが続いて何も手につかなくなったりしたため、一時期は最悪のシミュレーションを上回る事態に陥った。卒制も進まないし、外にも出られなかった。壮大なスケジュールは組むだけ無駄であると悟った。
今回はイレギュラーのため、雑紙に適当にスケジュールを書いて壁に貼ってみたけど、正直こんなにうまくはいかないだろうと踏んでいる。時間はたっぷりあるから、余力はあるのだけど。とにかく人に迷惑かけたり無駄に金を払うことにならないようにしたい。
退去するまでに、常識の範囲内で掃除をしておくようにも書いてあった。常識の範囲というのが全く分からない。とりあえず全部ピッカピカにしておけばいいんだろうけど、また何かしくじりそうだなあと思っている。