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28歳独身フリーター、竹ノ塚ツブ子。夢なし!目標なし!彼氏なし!実家暮らし!人生暇つぶし!

今年もそんな季節か

退職まであと73日


今日も丸一日仕事で、行きの電車は爆睡、帰りの電車はぼんやりしてしまった。
仕事で特に何か起きたわけでもないので、そうなるともう書くことがない。たまに思うんだけど、このブログに毎日のことを事細かに書いて、たまに昔のことを思い出したりして、いざ人と会ったときに喋ることが残っているんだろうか。特にこれを読んでくれているっぽい人に会ったとき、多分自分から発信することはもう残ってはいないんじゃないか。いや、でも、これは自意識過剰。こんなブログ誰も読んでいないと思うことにしよう。事実、そんなにアクセス数伸びないし。


さて、ネタ切れなので、季節の移ろいのことでも書こうと思う。
いつものように仕事から帰ってきたら、駅前が明るかった。イルミネーションである。同じアパートに住んで4度目の冬になるが、今年は一番マシだと思った。東京郊外の、しかも各駅停車しか止まらない駅の駅前なんて、せいぜいサイゼと日高屋と鳥貴族があるくらいだ。それでも冬になるとささやかながら、駅前広場の草木はむやみに光を纏わされている。雑イルミ。私は心の中でそう呼んでいる。
港区だとか渋谷区だとかの、テレビに映されるような豪華なものでは決してない。見た人に「うわー綺麗!」などと思わせる必要は一切ない。「今年もそんな季節か」と思わせれば充分だ。光の強さにグラデーションとかはない。尾を引くように右から左へ流れたりしない。光が、点滅してる。それで充分だ。雑イルミは計画性がない。豆電球のロープを木にひっかけておけばそれで仕事が収まったとされている。
去年は結構ひどくて、低木にまぶされた光の粒は、左側は密度が高くて、右側はかなりスカスカしていた。惣菜コーナーの小分けのトンカツソースをかけてたら最後の方足らなくなっちゃったみたいな。とにかく計画性がない。あと、3本並んだ枝垂れ桜の木にも無理やり豆電球が絡まされていて、しかも余ったロープを隣の木にも渡したりなんかしていたから、蜘蛛が跳び移ったみたいに空中で一本だけ豆電球が光っていた。とにかく雑。
でもそういう雑なことをする街だから、あまり窮屈に感じずに過ごせてるのかもしれない。
もし時間があったら、そういった雑なイルミネーションの写真を撮って回りたいなあなんて考えているんだけど、今年も忙しくて実行できそうにないな。夜じゃないと意味ないし、寒いし。