。+:゚⋈根無草⋈:゚+。

28歳独身フリーター、竹ノ塚ツブ子。夢なし!目標なし!彼氏なし!実家暮らし!人生暇つぶし!

【超役立つ】断捨離の心得

禁煙38日目

[今日やったこと]
Tの部屋の片付けの手伝い
[今日の家事手伝い]
なし
[今日のダイエット]
なし

Tの部屋の片付けを手伝った。そういえば自分は整理収納アドバイザーの資格を持ってたので、たまには普通のブログらしく片付けのマインドでも書こうかと思う。ちなみに資格は2級。人の部屋の掃除を手伝うのは趣味の一つである。
小手先の収納術は色んな人がすでにまとめているだろうから、とりあえず自分なりに、片付けの技術ではなく断捨離の心得を書き出してみた。年度末で部屋の掃除をする人の参考になるといいと思う。


【整理整頓のメリットを頭に入れて、掃除終了までモチベーションを保とう】
今回掃除をしようと思ったきっかけと目標が何かしらあるはず。それを最後まで忘れてはいけない。
ちなみに一般的な整理整頓のメリットは以下。

①探し物をする時間が省ける
時は金なり。1日5分探し物をすると、1ヶ月で2時間半無駄にすることになる。同じように無駄な時を過ごすなら、まだYouTube観てる方が良くない? あと、待ち合わせに遅刻するぞ。

②見つからなくて、あるいはすでにあることをすっかり忘れて同じ物を買ってしまうことを避ける
単純に金の節約になる。し、間違って2つ買うと、また場所を圧迫する。

③気持ちが穏やかになる
物が多いと物の声がうるさく、精神を病みます。


【片付けるにはまず捨てよう】
どうスッキリ見せるか、何をどう収納するのかを考える前に、いるものといらないものを分けよう。
決して、捨てながら収納のことを考えてはいけない。入りきらないなら後で考える。究極、要るものは部屋の南側、要らないものは部屋の北側に寄せるだけでも掃除は進む。
おすすめなのは、ある程度部屋の中でものの位置が決まっているものはそこに放り込んでおいて、どこに入れるべきか迷うものは「行き先不明」の段ボールを作ってそこに何でも放り込んでいく。前に使ってたガラケーだろうが、年賀状だろうが、ぬいぐるみだろうがとりあえず要ると判断したものはぶっこんでおく。
一番やってはいけないのは、あっちのものをこっちへ、こっちのものをあっちへやるだけで掃除した気分になることだ。
不燃物か危険物か分からない? それを考えると掃除が嫌になってくるので後にしましょう。後で分別すれば良いのである。


【なるべく全ての引き出し、箱の中、クローゼットの奥に至るまで、一度全て開ける】
久々に掃除をするそこの君。とりあえず見えるところだけすっきりすればいいやなどと思ってはいないか。多分君が思っているより、クローゼットの奥にはいらない空き箱が箱のまま積み上がっていて、それを捨てれば収納スペースが増えるぞ。そして全ての引き出しを開けて点検すれば、先程述べたように「あるのにまた買ってしまう」というのも防げる。君は文房具を引き出しの一箇所にしまっているつもりだろうが、もう二箇所から出てくると思っておいた方がいい。サインペンが6本出てきたりするぞ。
それから、「この箱の中には映画のパンフレットが入っている」と思い込んでいないか? 黒歴史として熟成している描きかけの小説や漫画が挟まっていて、記憶から抹消したりしていないか? この際捨てましょう。


【要るもの、要らないものの仕分け方】
物が捨てられなくて困ってる人は多いので、私なりに仕分けの基準を設けた。物を見つめながら自分に問うてみてほしい。
絶対に思い出してはいけないことがひとつある。それは「買った時のテンション」だ。すっかり冷め切った今、必要かどうか。それを基本念頭において、ふるいにかけよう。

①いつ買ったか
買ってから随分経つし、全然使ってない物は、今後も使うことはないはずなので捨てましょう。
特に、化粧品は一度でも使用していれば雑菌が繁殖する。オーガニック系は特に注意。どのくらい持つかはものによって違うので調べてみよう。
あと、いい匂いが好きで香水類をつい買っちゃったりする人。匂いはリラックス効果があるので種類を持っておくのは良いと思う。が、意外と匂いは変質するので、買った時の匂いと今嗅いでる匂いは違うと思おう。その上でまだ持っておきたいか考えよう。
他、プラスチック、ゴム類は劣化することを頭に入れておこう。

②最後に使ったのはいつか
日常使いのはずなのに1年使ってないなら、いらないのではなかろうか。マステってそんなにいる?
あと、流行り廃りのあるものか、というのも判断基準になる。また流行るかも知れないと思うだろうけど、多分それはない。

③今日まで存在を忘れてなかったか
今日見つけて思い出したから今後使う? 君はその毛玉取りを見つけたからといって、今後熱心にセーターの毛玉を取ると思う? 君はこれを買った5年前には毛玉の気になる服があったんだろうけど、この3年間は毛玉なんて気にならなかった。きっと今後も使わない。人は急には変われない。
存在を忘れてたものは、存在しなかったことと一緒。ゴミ箱に入れて、今日見つけたという記憶の方を抹消しよう。そのアニメのノベルティもそうだよ。

④今後使う具体的な予定があるか
平日は終電帰り。土曜は夕方まで寝て、日曜の夕方からは仕事のことで頭がいっぱい。そんな君が今後スムージーを作ると思うかい?
あの頃朝までどんちゃん騒ぎした友達は、仕事や育児が忙しかったり、転勤で遠くに行ってしまったり。そのたこ焼き器いるかい?
そのレターセット、かわいいけど手紙書くかい? 縁のところ焼けてない?
使われない物たちは、視界に入るたびに君に語りかけてくる。「これ着て行くところあるの?」「やる時間あるの?」「友達いるの?」知らず知らずのうちに心を蝕まれていく。君の頭がスマホだとしたら、いつかのために取っておいた物が、重いアプリとして容量を圧迫していることになる。容量はストレス値である。常に物から受け取る声のせいで100GBを使っているのなら、128GBなんてあっという間だ。心の健康のためにも、一刻も早く捨てたほうがいい。
そうは言っても暇ができたらやる? 退職後の有休消化期間に、ペンタブ使った? 10日あったGWの7日目の朝に「流石にやることなくなってきた」ってツイートしてなかったっけ? その一眼レフはそのときも使わなかったよね?
どんなに高価な物でも、今後使う予定がなければ捨てるなり売るなりしよう。特に売ることに関しては、日が浅ければ浅いほど良いことが多いぞ。
もう一度言うけど、買ったときのテンションを思い出すな。

⑤代用できるものをすでに持っていないか
アイロンあるならカーラーはいらない。布のブックカバーがあれば、紀伊國屋の紙のブックカバーはいらない。のりがあるならテープのりはいらないのでは。常に代わりの物がないか考えてから、取っておくか決めよう。ただし、それがあって便利なら取っておいたほうがいい。塩と胡椒が別々にあったとしても「塩胡椒」の瓶がひとつあるだけで手間が省けるなら、あってもいいだろう。

⑥なくてもすぐに手に入るものか
しばらく使わないだろうけど、急に必要になったりするんだなあ。でもその都度買えば済む物なら、捨てちゃってもいいんじゃないか。古いバスタオルを雑巾にするのはいいけど、雑巾多すぎじゃない? もし足りなくなっても、最悪コンビニとかにもありそうだし。


以上のことを順番に考えると、ゴミ箱行きの物は増やせる。
次は捨てにくいものを捨てるための考え方について。
基本的に、愛と思い出はなくならない。それを踏まえた上で次のものを捨てていこう。


【捨てにくいものの捨て方】

①人からもらったプレゼント
もらったはいいけど使わないものってあるね。本当に申し訳ないけど正直いらないと思う物もあるはず。思い切って捨てよう。愛は不滅だ。
逆に考えるんだ。ずっと部屋にあって目につくたびに、ソレも語りかけてくるし、そのことでちょっと嫌な気分になっていく。無意識に。ソレをプレゼントしてくれた人のことが好きだから捨てられないんだよね? でも、ソレが目につくたびに「あの人いらない物くれたなあ」って、ちょっとずつあの人のこと嫌いになっちゃうから。ソレをプレゼントしてきたあの人のためにも捨てよう。
それでも忍びないならスマホで写真撮って、「プレゼントしてくれたという出来事」だけは思い出せるようにして、捨てよう。
ソレが現存しようがしなかろうが、少なくともプレゼントしてくれた時はあの人は君のことが好きだったし、君はあの人のことを今も大事に思ってる。好きだからこそ捨てるんだ。愛は不滅だ。

②旅行の記念で買った物
捨てるか捨てないかのふるいの全てをくぐり抜けてしまうのがこれ。旅行の記念で買ったもの。スノードームとか、鮭咥えてる熊とか。使うとかいうものでもないし、代わりが効く物でもないから捨てにくい。
やはりこれも、目につくたびに語りかけてくることを意識しよう。「いい旅行だった」と幸せな気持ちになれるなら、取っておいていいだろう。「正直邪魔だな」と思ったり「父親がブチギレてたな」と思い出したりするものは遠慮なく捨てよう。思い出はなくならない。捨てにくいときは写真を撮ってカメラロールに入れておこう。それすらできないならまだ捨てるときではない。
なんの感情も湧かないなら捨てよう。邪魔であることは確かだ。

③ディズニーのお土産のお菓子が入ってた缶
捨てよう。君は熱心なディズニーのファンかな? 違うはずだよ?
そもそも全ての空き箱に関して言えることだが、いつか使う、というときのいつかは永遠に来ないと思っていい。本当に緊急で必要になることなんてまずないし、必要なら箱は100均で買える。
ことディズニー缶に関しては、取っておく必要は全くない。確かに手に入りにくいが、それがどうした。かわいいが、それが何になる。よく見ると楕円形だったり、蓋が曲線で上に重ねにくかったり、ハート型だったりして、使いにくいんだ。無地の缶だったとして、使うか? 柄があったとして、部屋の雰囲気に合うか? 
形が不揃いのものや、柄がたくさん描かれている物が置いてあると、部屋は散らかって見える。ディズニー缶は捨てよう。何周年でも関係ない。

④もうボロボロだけど、思い入れがあって捨てられないもの
気が済むまで持っておこう。邪魔だなあと思うなら、スマホで写真を撮ってから捨てよう。それができないならまだ捨てる時ではない。
思い入れのあるものは、例えば頑張って貯金して買ったブランド物の財布だったり、受験勉強の時にずっと使っていた赤下敷きだったり、使い切ったリップクリームだったりするかもしれない。在りし日の自分の形見として持っておいてもいいと思う。ただし、それを色んなところに置いておくのはいただけない。せめて、「どこに入れたらいいか分からないボックス」を作ってそこに入れておき、中程度の掃除のたびに要る要らないのジャッジができる状態にしておくのが望ましい。「思い出の品」の箱に入れておいてもいい。今はまだ捨てられなくても、2年後には決心がついてるかもしれない。こういうものに関しては焦ることはない。捨てた方がいいけど。

⑤手紙
無理に捨てる必要はない。が、年賀状はどうしても書かなければならないから仕方なく書いてる人が多いため、心がこもってないと判断したものに関しては私は捨てている。それ以外の手紙は、私は全部取っておいてある。捨てたいけど捨てられない、そんなときはスマホで写真を撮ろう。それすらできない時はまだ捨てる時ではない。必ずひとまとめにしておこう。散らかるから。読むな。今は読む時ではない。

⑥写真、アルバム、寄せ書き
卒業証書などと一緒に思い出ボックスに入れておこう。アルバムは捨てない方がいいと思う。テレビで見た名前に覚えがあるときに開くことになったりする。捨てたいけど捨てにくいときはスマホで撮ろう。
プリクラは量による。見始めるとキリがないので3分以内にどうするか決めろ。これは命令だ。今晩寝る場所なくなるぞ。

⑦賞状、トロフィー、メダル
過去の栄光をどう扱うかは君次第だが、嫌な気持ちが少しでもあるなら、思い出ボックスに入れて押し入れの戸袋に仕舞い込んでいい。もしくはいっそ思い切って捨てよう。見てて晴れやかな気持ちになるなり、自撮りや配信の画面の隅にちょこっと映しておきたいなら、まだ飾っておいていいだろう。

黒歴史化してない創作物
私もこのあたりの処分には困っている。ひとつ言えるのは一箇所にまとめておいた方がいいということ。もう読み返すことが一生ないなら捨てていいだろう。君が今後語り継がれるほどの大物になるなら、後世の研究のためにも取っておいた方がいい。あとは自分の気が済むかどうかだ。

⑨同人誌
コミケや文フリでついつい買いがち。手放すと2度と手に入らない可能性もある。が、今後読み返すと思う? よっぽど、それにまつわる思い出があるなら別だが、ブームもあるし、もう開かないならいいのでは。謹呈本に関しては①の、人からもらったプレゼントと処分方法は一緒だ。

⑩摂取済みの本、漫画、CD、DVD
読み直したり見直したりするかな? 手放したらもう手に入らないかな? 近所の本屋が閉店してる時間に急に必要になるかな?
それらが目につく度に、君の人生の輪郭がちょっとはっきりするならば、あってもいいだろう。

11.積んでる本、漫画、CD、DVD
ほんっとに読む? 観る? ほんとに? 時間がある時っていつ? ほんとに? 例え学生の春休みみたいな量の自由時間が手に入っても、学生の春休みとは感覚が違うけど? やれるの? たしかにそのタイトルの本が本棚にあったら研究してる感じは出るね。流行りを抑えてる感じがするね。自分が博識に思えてくるね。でも実際はどうかな? 君は等身大の自分を認めたくないからそうやって床に平積みしてるんじゃないのかい? もう一回訊くけどほんっとにそれいる?
買ったときのテンションを思い出してはいけない。熱が冷めていないか、よく自分の胸に問うてみよう。
積ん読が君を勇気づけ、自信を持たせてくれるなら、それは「お守り」と呼ばれる物になる。お守りは大事だ。せめて本棚に秩序を持たせて収納しよう。でなければまた同じものを買う可能性が高い。本棚に収まらないなら本棚を増やそう。本棚が増やせないなら収納方法を変えて工夫しよう。それがダメなら身の丈を考えよう。


さて、あらかたゴミをまとめたら、今度は要るもののジャンルを仕分けよう。収納の方法は最初にも述べた通り、収納術に優れた人たちが本なりブログなりで紹介しているはずなので、それを参考にしてみましょう。
収納の前の段階で、どう物を分けていくかが重要になる。それをしないまま隠すように収納すると、またどっかいく。結果2つ買うことになる。化粧品、衛生用品、服、文具、よく分かんないケーブル。まあ色々あると思うけど、基本的には「ホームセンター」「ドラッグストア」「イトーヨーカドー」を思い浮かべて、どの売り場にこれがまとまってるか考えよう。よく使う物を取りやすいところに収納するのはその後の段階だ。
ジャンルごとに纏まったら、収納するべきスペースの大きさが分かってくる。ここからようやく、どうスッキリ見せるかが始まる。

ここまでのことは整理収納の教本や収納術の本にはほとんど書かれていない。物が捨てられない人はまず、ミニマリストの物の選び方が書かれている本やブログを読んで、断捨離を疑似体験すると良いと思う。なんたって勢いがつく。物を捨てるのは楽しい。

もし、なかなか捨てられない物があったら教えてほしい。捨てたくなるようなことを言ってあげられると思う。


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