。+:゚⋈根無草⋈:゚+。

28歳独身フリーター、竹ノ塚ツブ子。夢なし!目標なし!彼氏なし!実家暮らし!人生暇つぶし!

オリンピックバイトの愚痴③

禁煙159日目

[今日やったこと]
バイト

すでに色んな人にLINEしたりTwitterでもぶちまけているけど、バイトの愚痴が止まらない。
情報流出に注意と書いてあったけど、意図的に何か隠そうとしてる部分も見受けられたし、Twitterでも話題になっていたがバイトのぶっちゃけ話を週刊誌などが取りあげたりもしているので、私がこのローカルブログで書き連ねても問題ないと思う。急にアクセス数が伸びて嫌な予感がしたら、一時的に閉めるつもりだ。
超長くなるので、運営への愚痴は明日の分の記事に回すとする。とりあえず、気づいたこと分かったことを脈絡なく書いていく。事件性のあるものについては明日の分のブログに書くが、今日の分を踏まえておくとわかりやすいと思う。長いので流し読みしてもらって構わない。


[服装]

・ユニフォーム
ポロシャツは貸し出し。家には持って帰れないので都度回収。通気性が良く、おそらく吸水速乾、接触冷感で、水分に触れるととても冷たくなる。思ったより快適だった。ボランティアは家からユニフォームを着ていくよう指示されて問題になっていたが、行きの電車から着ている人は本当にいた。
これについては言いたいことが色々あるが、明日書くことにする。

・靴
バイト前日の夕方に急に、ロゴなしもしくはアシックスのスニーカーにしろと指定が入ったのだが、持ってないのでナイキを履いていった。規定外であればアシックススニーカーの貸与があるとのことだったが、私のスニーカーは白地に白のロゴだから目立たないという理由でスルーすることになった。
指定らしいアシックスの靴を履いてる人もたくさん見かけたが、どこで雇われどの雇用形態で何の仕事をしているのか具体的なことは分からない。

・パンツ
パンツについては、私のバイトは自由だったが、こちらも指定の物が支給されているらしい人たちをたくさん見かけた。

・帽子
前日連絡まで帽子の貸与のことは書かれていなかったが、結局貸与ありだった。私は自前のものを持っていったし、やっぱりアシックスでもコカコーラでもない他社のロゴが入っていたが、スルーとなった。2日働いたが誰からも何も言われなかった。バイトリーダーが「帽子持ってきてなくて欲しい人は、あそこに指定のダサい帽子あるから貸し出しするよ」と言っていたので笑った。貸し出しの帽子は青いバケットハットだった。
ちなみに、百合子ちゃんが発案した「かぶる傘」はどこにもなかった。

・アクレディテーションカード
首からかなりの大きさのカードを下げることになる。アクレディテーションカードという。あまり詳しく書くとセキュリティの問題がありそうなのでぼかすが、顔写真付きで、入り口で顔認証をパスしなければ入れない。入り口では他にもセキュリティカードの読み込みをいくつかパスする必要がある。結構厳重である。入り口は。カードには他に、色や数字やアルファベットの記載があり、それによって入れるエリアが変わってくる。数字とアルファベットがたくさん書いてある人は大会関係者の中でも偉い人というのが、何となく分かった。


[会場]

・バイトはスマホでの撮影禁止
スマホの使用はOKだが、撮影はダメ。撮りたかったなあ。

・無観客のせいなのか、会場内の地図がない。
スタッフルーム、休憩所、トイレの場所、競技場の場所や入り口を示した地図がないため、自力で覚えるしかない。同じようなプレハブ小屋が並んでいるので、方向音痴には辛い。案内板は所々に出ているが、あくまで選手コーチ観客向けのもの。1日に何度も休憩に入り行き来するのでだんだんと覚えてはくるけど「あの大きい建物を目指す」「その裏手にどうにかして回る」「東に向かう」「さっき見ていた風景と送電線の向きが逆だから間違っている」と、あまり現代では使わない感覚で場所を把握することになる。炎天下の屋外で迷子になるのは地獄である。
トイレは数カ所あるが、スタッフが使用できる場所は限られていて、私の場合は一箇所(個室8個)だった。競技場に近いトイレに人が殺到するのを防ぐためだろうか。そのため、目の前にトイレがあっても入ることができないという事態に陥る。そしてまた迷子である。炎天下の屋外で尿意を抱えながら迷子になるのは地獄である。
混んでいて入れないということはなかった。鏡がないのが不便。

・競技場
競技場の一部しか入れなかったため、あまりよく分からない。何の競技かは書けない。ので、書くことがない。

アサガオ
そこらじゅうにある。入り口にはずらっと並んでいる。地元小学校の児童からのメッセージカード付き。色鉛筆を使っているのだろうが、紙の素材が気になるところ。アサガオは児童が1学期に育て、それを国が取り上げたのだろう。ボランティアかバイトか分からないが、数人がかりで定期的に水やりをしていた。その人員を消毒に回して欲しい。いや、アサガオを枯らしてはいけないのだが、そもそも置く必要がなかったと思う。涼を感じない。それに、花は朝しか咲かない。アサガオだから。午後の炎天下で萎れたアサガオの花を見ると、より死を意識することになる。

・休憩所
バイトもボランティアも、全員同じひとつの休憩所を使う。建築には詳しくないが、プレハブっぽいもので、広さは小学校の体育館くらい。コンパクトだが強力なエアコンが10台ほど周りを囲んでいるため、一番暑いのは真ん中の席だ。長机でひと席ごとに仕切りがあり、向かい合うことはない。床の下が空洞らしく、足音がかなり響く。振動もすごい。結構なストレスになるが、休憩所で爆睡している人もいた。休憩所については色々言いたいことがあるが、明日のブログで書く。

・昼ごはん
外部からの持ち込み禁止。食券制なのだが、あまりにもアナログでびっくりした。
まずバイトリーダー等から食券が配られる→食券を休憩所の食券係の人に手渡しする→係の人が「あっちにあるのでこれかこれを持っていって」という感じで案内してくれる→おかずを手に取る(全部同じメニュー)→パンかおにぎりを手に取る→必要ならジャムやふりかけを手に取る→コカコーラの自販機のボタンを押す(金は要らない)→飲み物が出てくる→「食券1枚につき、飲み物1本まで」の貼り紙を見て、それ以上ボタンを押すのを自重する
こんな流れである。もうちょっと何か、こう、あるだろと思う。
ちなみにボランティアにはアイスが無料でついてくるらしい。バイトもボラも服装はほぼ一緒なので、休憩所でアイスを食べているかどうかが、無給か否かのの唯一の見分け方かもしれない。
言いたいことはまだまだあるが、明日書くことにする。

トゥクトゥク
トゥクトゥクあるじゃん!と思ったら違った。
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画像は拾い画。電気自動車でハイテク。車椅子も乗せられるらしい。
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敷地内で選手やコーチや偉い人を運ぶ用らしく、何台かあった。音が静か。静かすぎて「内輪差気をつけて!」「危ない!」「大回りしてもっと!」という掛け声が周りからなかったら、近づいてきていることに気づかなかったかもしれない。面白そうだからいつか乗ってみたい。


[仕事内容]

・アクレディテーションカードの色や数字を見て通せんぼする作業
→各国のスタッフやメディア関係者を通したり通さなかったりする。最初聞いた時には「それってどうにか機械でやれないもんかね」と思ったけど、そうするには細かい通路が多すぎる。いや、そこに人を配置する人件費を考えたら、機械を導入した方が安かったのではないだろうか、とも思う。まあ、元々はボランティアを使うつもりだったから安上がりと見たのかも知れないが。
通す通さないはカードの色、数字、アルファベット、服装で判断する。判断材料が多すぎる。「赤か3かAかこの服の色(3色)」という感じで、看板も出てはいるがスルーしたり、一か八かで入ろうとする人がいて、人力で止める必要がある。9割日本語が分からない人たちだ。急ぎ足で突破しようとする外国人のカードを瞬時に見て判断して止めるのは結構大変である。私の持ち場ではないが、相当揉めて一触即発の事態になったところもあったようだ。メディアは絶対に通すなと言われた箇所も、一部のメディアは通れたりするし、配置の際に「ここは緩めでいいところ」と言われたのに、間違えると外国のスタッフに英語でめちゃくちゃ怒られたりする。末端までちゃんと仕事内容が伝わらないと感じることが多々あった。
基本的に仕事内容以外のことは何も伝えられない。競技日程やスケジュールすら知らされていない。何となく通る人が増えてきたと思ったら決勝戦が始まり、偉い人がたくさん来たと思ったら表彰式が始まり、閑散としたなあと思ったらその日の競技が終わっていた。
管理していた通路が決勝戦のため全面立ち入り禁止になると、特に判断することはないので楽になる。帽子、マスクに加えて、視線の合わないタイプのサングラスをかけていったので、入り口の前で腕組みをして仁王立ちしていれば、何となく威圧感が出せて仕事が減った。
NTTが機械の不具合で呼び出されたものの中に入れず、報告をしてきた人とも連絡がつかず、地図もなく、最終的に半ギレで「じゃあもうここでWi-Fi使えなくていいですね?」と食いさがってきた。私はその不具合のことも知らずただここに突っ立ってるだけなので、それは私の一存では決められないと言い、ちょうど会場から現場監督の偉い人が出てきたので代わってもらった。NTT「△△会場で不具合があると報告受けたんですけど」偉い人「ここ△△じゃないです」。何か大変そうだなと思いながら、キレ気味に去っていくNTTを見送った。そういえば私も細かい会場の名前すら教えられていない。

・休憩時間
初日は色々あって実働合計1時間強、休憩合計4時間弱。これについては明日のブログで書く。
2日目はローテーションで、30分仕事して、30分休憩という感じで繰り返した。持ち場から休憩所まで片道3分ほど歩くことにはなるが。
初日は休憩0分、2日目は休憩1時間というシフトで組まれているはずだが、給料はどうなるのだろう。シフト通りもらいたいところなのだが。色々言いたいことはあるが明日のブログで書く。

・必要な英語力
バイトの募集要項に語学力不問と書いてあったが、本当に私の小4レベルの英語力で乗り切れた。10単語くらいしか使用していない。逆に外国人スタッフがわざわざ日本語を覚えて「アリガトー」と言ってくれるのが申し訳なくなるくらいだった。

・時給
1700円

・バイトとボランティアの違い
あまり他の人と話さなかったから分からない。ボランティアの人はアイスを食べる権利があり、ユニフォームは自分で持って帰っている、というのも噂に過ぎない。私がやっている仕事は、きっとボランティアの人がやる予定だったものだろう。辞退者が多かったから急遽バイトを募集したのだ。もしかしたら、同じような仕事をしていた人の中にも無給でやっている人もいたかも知れない。見た目での差をなくすことで、「同じ仕事してるのに何で無給なんだろう」という不満を抱きにくくしているのかも知れない。
途中で無観客になったからか人員は割とダブついていて、休憩は多く感じるが、炎天下で水分補給もままならない状況では休憩を多めに取ってようやくプラマイゼロといった感覚だ。
60代くらいの、腰の曲がった細い女性もいた。あれはボランティアなんだろうか。休憩所にいたので具体的な仕事内容は分からないが、非常に気になる。


[その他]

・休憩中に同じチームのバイトの男性に話しかけてみた。普段は飲食業だが、緊急事態宣言の時短の影響で収入が減り、その補填のためにバイトに応募したらしい。こいつ正気か!?と思った。初日一番の衝撃だった。
背に腹は変えられないとは言え!政府の命令で時短になり!給料の補償もされない状態なのに!よく!国に!労働力を!提供する気に!なったな!!何か弱みでも握られてるんか??????本当にそれ以外に仕事なかったんか!?!?!?!?
よく、オリンピック反対派としてデモをする側につかなかったな……。色んな価値観の人がいる……。
それはそれとして、会場で感染して職場で広めるリスクもあるだろうに……。
まあ私の実家も飲食店だし、ワクチン打ってないし、ネタ欲しさに参加しているとは言え、人のこと言えたものではないのだけど……。


明日は本格的な愚痴を書きます。


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