。+:゚⋈根無草⋈:゚+。

28歳独身フリーター、竹ノ塚ツブ子。夢なし!目標なし!彼氏なし!実家暮らし!人生暇つぶし!

ニート、日雇い労働すらできない

禁煙85日目

[今日やったこと]
バイト登録する。野球中継観る。セルフネイル。
[今日の家事手伝い]
なし
[今日のダイエット]
マックを食べた代わりに1食だけにする。(リングフィットは家族との兼ね合いでできず)
[今日の節約]
出費が実質ゼロ

ワクチン接種会場の案内のバイトをしようと思って、派遣会社のweb説明会を受けるなどした。が、ニートは日雇いのバイトができないらしい。今日初めて知った。
気になる人は詳しくは自分で調べてもらった方が分かりやすいと思う。労働者派遣法だか何か、とにかく法に引っかかるのだ。今から一切資料を見ずに書いていく。一切資料を見ないので鵜呑みにしないでもらいたい。
日雇い、日払いの仕事に就けるのは次の3つの条件のどれかを満たした人だけ。

①学生
→分かる
世帯年収500万(うろ覚え)で、世帯主ではない場合
→夫(主)400万で、妻100万なら、妻はできる。結構稼いでる気がするけど気のせいか?
③年収500万以上の世帯主(うろ覚え)
→年収が500万以上あって日雇いの仕事をするってどんな状況だ?

そう、つまり年収0円の世帯主である私のようなニートは、日雇い労働に就けないのである。どうして!働きたいのに!
2012年の10月にできた(うろ覚え)法律らしい。実は自分、結局やらなかったけど、大学に入ってすぐのとき(2012年4月)に、日雇いの派遣会社に登録している。今日の説明会を聞いて、なんかイメージと違うところがあるなあと思ったのはそのせいだろう。2009年、リーマンショックで大量に派遣を切られた人が出た。ニュースはほぼ見ないけどそれは知ってる。日雇いの派遣切りで生活苦に陥るのを防ぐために、日雇いという雇用形態を廃止にしたらしい。
日雇い労働者と言えば、平和島で積荷を下ろし、その日得た金を飲み代やピンサロで溶かし、暴力行為に及んで支配人にしばかれる、というイメージだった。もうそんな日雇い労働者はいないのか。日雇い労働をするなら早く定職に就けということなんだろうが、それができない人もいるだろう。
ニートはもっと大変だろう。長らく引きこもっていて、いざ一歩踏み出して試しに労働してみようとなった際に、日雇い労働が選択肢にないとなると、労働のハードルはかなり上がるのではなかろうか。定職に就くなら基本的に面接が必要だし、落ちるとどんどん自信がなくなる。社会復帰(あまり好きではない表現)が遠ざかる一方である。
踏み外したら戻れない、恐ろしい社会である。

一応、日雇いにも例外はある。イベント会場の設営、案内など、臨時で大量に人手が必要なときは、派遣法に引っかからないらしい(うろ覚え)。
それで引っかかったのだが、ワクチン接種の会場運営って、臨時で大量に人手が必要なときではないのだろうか。世帯年収500万の人と学生が、土日に8時間もバイトしたいと思うのだろうか。資格持ちで注射針刺す方のバイトも募集していたけど、なおさら条件を満たす人がいるとは思えない。

一応、法の抜け穴もある。臨時での雇用だとしても、日払いではなく、月末締め支払いにすれば、法には触れないらしい。まあその辺のことは、雇い主と派遣会社の契約の話になるのでよく分からない。
一件目のワクチン接種会場バイトがダメだと分かったので、別の派遣会社経由でも登録してみた。そちらは月末締めで契約できるらしかった。コロナのおかげでそういった登録会や説明会がwebになっているので、事が早く進む。一件目の派遣会社はなんとなく杜撰な印象だったが、二件目の方は志望動機を動画で送ったりするなど、わりとしっかりしてる印象だった。
が、最終確認の段階で、9月末までの土日全て勤務することを確約できなくてはならないと言われてしまった。なんなら初日から予定が入っている。被写体としての撮影協力で報酬はないが、憧れの写真家さんだ。そこは譲れない。ニート期間中のスローガンは「失われた5年間を取り戻す」なので、土日にしか行けないイベントや会えない人とのスケジュールを合わせたいと思っていた。土日だけの勤務とは言え、これでは本末転倒である。次の就職先で土日休みが取れるとも限らないのだ。
ということでこの案件も却下である。

求人は水物なので、待っていればいい条件の求人も出てくる可能性はある。しかし、ネックなのは失業手当だ。週4で20時間以上働くと失業手当が貰えなくなる。その制限がなければ受けられる求人もあるので非常にもどかしい。この失業手当は全額住民税と所得税と健康保険に消えるので、なくなっては困るのである。うまいこと早く定職に就かざるを得ない制度になっているんだなあと思う。
学生時代も短期バイトにはよく落ちていた。私はかなりわがままなのだろう。夏休みでも木曜は必ず学校に行かなくてはならないとか、アパレル未経験だとか、そういうことが引っかかっていたのか、受かったのは年末の年賀状仕分けのバイトだけである。
選ばなければ仕事はあるというのは本当だと思う。だが、そこまでハードルを下げなくてはならないのは、よほど切羽詰まった状態だろう。大抵の人は家族やプライベートや学業との兼ね合いがあるから、選ばないでいられるほど自由な人なんてほぼいないのではなかろうか。
しかし本当に私もニートらしくなってきた気がする。求人を見ても「この条件じゃコスパが悪すぎる。立地が悪い」などと難癖をつけて、働かない言い訳をすることもある。オリンピックバイトの方も「じゃあ9日間全部出勤できますか」と訊かれて「労働基準法的には9連勤は無理なはずなのだが。そもそも身体が持たないな」と思って間に1日休みを入れてもらったりしている。気持ちの上ではまだ「私は2月までは中間管理職だった人。年収ウン百万だった」と思っているのだが、社会的に見たら私は俗に言う社会の底辺なのだ。今日初めて、その自覚が芽生えた。
私は再就職できるのだろうか。


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