。+:゚⋈根無草⋈:゚+。

28歳独身フリーター、竹ノ塚ツブ子。夢なし!目標なし!彼氏なし!実家暮らし!人生暇つぶし!

穀潰し生活初日

禁煙1日目

 

カウントダウンが終わってしまったので、実家暮らし生活をカウントアップしていこうと思う。「実家暮らし◯日目」「子供部屋おばさん◯日目」「ニート◯日目」「穀潰し◯日目」と色々考えてはみたが、数字は一緒でも数え上げる名目によっては早々にメンタルがやられるため、上記は採用しないことにした。そして、「オナ禁◯日目」と「禁煙◯日目」の二択になり、後者を選ぶことにした。今の部屋の構造上オナニーは無理だし、タバコは屋上なら吸えなくもないが、父が神経質で夜中に家中の戸締りを確認し始めるので、心配事を増やすのは良くないし、私がタバコを吸っていることを公にしていないので、これを機にしばらく禁煙することにした。別に吸わないなら吸わないでやっていけるし、禁煙◯日目と書くとなんか頑張ってる感が出て良い。

 

今日やったこと

5時半に起床、7時半にアパートに着き可燃ゴミを捨てる、8時半にコメダ珈琲で昨日のブログを書く、10時半に行きたかった喫茶店に行く、12時に耳鼻科で花粉症の薬を処方してもらう、12時半にガスの閉栓立会い、15時帰宅、昼寝、食事、間取りを考える

 

朝から結構動いたと思う。喫茶店については余裕があったら後述する。この後の自分語りが煩わしいけど食レポが気になる方は、自分語りの部分はすっ飛ばして読んでほしい。

15時頃帰宅すると、妹(大学3年生)が親の手伝いで屋上の洗濯物を取り込んでいて、穀潰しのツブ子(27)はとても申し訳ない気持ちになった。疲れて鏡台の椅子でぼんやりしていると、妹がバレンタインに作ったガトーショコラがお洒落な皿に盛り付けられて運ばれてきた。食べ終える頃に祖母から羊羹はどうか茶は飲むかと訊かれたが、満腹なので断った。せっかくなのでもらっておけば良いものをとは思うが、太ると自尊心が削られるので、余計なものは食べない。

眠いのでシャワーを浴びてから昼寝した。居酒屋のバイトに遅刻する夢を見た。働いてないことに対する罪悪感だろうか。今まで居酒屋でバイトしたことないのに。なんなら遅刻もしたことがない。今後こういった夢を見ることが増えるんだろう。厳密に言えば有給消化中なので、ツブ子は辛うじてまだニートではないのだが。

ベッドをよく見ると、昨日面倒臭がって掛け布団カバーをかけずに掛け布団を使っていたのが、しっかりセットされた状態で用意されていた。母がやったのだろう。

起きてしばらくしてから夕飯を食べた。夕飯は肉豆腐だった。本当は母の手伝いをするつもりでいたのだが、起きたら買い物も夕飯の用意もとっくに終わっていた。特に咎められることはなかった。今後も恐らくしばらくは、何もしなくても何も言われはしないと思う。私が勝手にそわそわしているだけなのだ。ぼーっとしているだけで食事の準備がなされ、洗濯は完了し、部屋まで温められている状況は楽ではあるのだけど、自尊心がすり減る。カンナで木材を削るみたいに、薄く確実にすり減る。それが嫌で実家を出たんだったと思う。同世代に比べて自分は家事ができない、というのがずっとコンプレックスだった。家族全員、世話を焼くのが趣味なので、私が入る隙もなかったし、手伝うよと言う機会を逃し続けていた。気づいたら洗濯もできない23歳になっていた。

多分この機会を逃すとまた家事手伝いをせず自尊心が失われる一方なので、明日は予定があるから明後日から頑張ろうと思う。

 

夕飯後は間取りを考えるために、数年ぶりにイラレを起動してみた。間取りアプリを使ってみたけど使い勝手が悪い。イラレはこういうときも便利。

元のアパートでは34.5平米を独り占めしていたのだけど、実家の自室は7.5平米しかない。つまり4帖半しかないと言うことだ。そこにシングルベッドと机と電子ピアノと、カビだらけの本棚をふたつ置く。制限が多すぎるせいで全然決まらない。今は仮置きをしている。妹の部屋との仕切りがアコーディオンカーテンでのみのため、当然ノックはされないし、親の気配を感じても何も隠す時間を得られないままアコーディオンカーテンが開けられる。入り口からどうにかベッドが死角になるようにしなければオナニーができない。ちなみに妹の部屋にも妹のベッドがあるが、妹は一人で寝ることができないので夜はプライバシーを気にしなくて良さそうだ。だとしても、強迫神経症気味の父が急に起き出して家中の戸締りを確認して周りはじめるので、やっぱりオナニーができない。性欲は減ったように感じるけど、女ホルをドバらせないとおっぱいが維持できないのだ。ツブ子のアイデンティティーの7割はおっぱいでできているので、由々しき事態である。まあ、オナニー云々より、入り口からベッドまでの視線をなんとしてでも遮りたいのは、泣いているところを見られたくないからでもある。バッチリ見られると大騒ぎされるし、バッチリ見られない時は居ないフリをしてアコーディオンカーテンの隙間から数分間じっと見られたりする。見てるなら何か言えばいいのにと思うけど、何か言うとなると大騒ぎになるから、とりあえず泣いていることに気付かれないことが第一だ。

早く間取りを考えないと、引っ越しの段ボールがまだ数箱リビングを占拠していて邪魔だし、下手すると父が勝手に家具を動かし始めるので急がないといけない。

 

さて、ここまでで既に2000字越えてるけど、今から喫茶店のフルーツサンドのレポをします。

赤羽のフルーツパーラー「プチモンド」のフルーツサンドと、ホットオレンジを注文。この店は孤独のグルメで紹介されたり雑誌にも掲載されている有名店らしい。引っ越してきた頃から気になってはいて、晴れて今日行くことができた。

先に食べログで少し他の人のレビューを見てみたら、やっぱりフルーツサンドが人気らしくレビューも多かった。美味しすぎないところが良いと書いてあったので、美味しくない可能性があると思った。

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ボリュームがすごい。率直に偉そうなことを言うと☆2つ。

フルーツパーラーということもあり、フルーツがふんだんに使用されている。缶詰ではなく生フルーツらしく、食感が良かった。私が分かっただけでも、いちご、バナナ、パイン、キウイ、オレンジ、梨が入っていた。洋ナシか和梨かは舌の経験値が乏しいため判別つかなかったが、このしゃりしゃり感は今まで食べたことのないフルーツサンドだった。

この量のフルーツをパンに挟んで重力に耐えるためには、相当量のホイップクリームが必要になるが、このホイップがかなり重めで、後半は結構しんどかった。フルーツの酸味を殺さないためか甘さは控えめだが、その分油っぽさが際立つ。それからパンに関しては弾力がもう少し欲しかった。ある程度時間が経ってももち感を維持できるようにするためには添加物が必要だし、添加物なしでもち感を得るにはコストがかかる上足が速いんだろうとは思う。料理のことはあまり分からないので、想像の範囲で話している。もし違ったら教えて欲しい。

とりあえず一人で食べきるには量が多い。量を減らして値段を下げるか、量を減らして値段をそのままにしてクリームとパンにコストを割いてみたら良いのでは、と偉そうなことを言ってみる。

隣の席のおばちゃんも同じものを注文していた。「食べきれない」だとか「そろそろ出なくては」というワードは出なかったが、会話の流れがなんとなくお開きの雰囲気を醸し出してきた頃、店員のおばあさんがパックを持って席に現れた。祭り屋台の焼きそばを入れるようなパックだ。「これに入れて持って帰っていいですよ」と言っていた。量が多いことへの自覚はあるらしい。

もうひとつ、ホットオレンジを頼んでみた。なかなかのチャレンジである。写真はなかった。700円だった気がする。5歳の頃病気で寝込んだことがあった。スポドリが苦手な私になんとか体を冷やさない飲み物をと両親が思案した結果、なっちゃんオレンジを温めて飲ますという結論に至り、しばらく飲まされていた。当然激まずだったが、私は自分への配慮なのだと信じて疑わなかった。最近、その判断をした親の年齢に近付いてきてようやく、やっぱりその選択はどうかしてると思うようになってきた。とにかくまずかった。その記憶があるから、ホットオレンジというのがオレンジジュースを温めたものを指すのか気になった。メニューに入れるくらいだから、飲めはするんだろう。

写真の奥にあるものがそれである。クリームと、輪切りになったオレンジが乗っている。飲んでみるとやっぱり温かいオレンジジュースだった。果肉感があり、まずくはなかった。生搾りのものを温めたにしては酸味が遠のいている感じがし、他に何かと混ぜているのかと思ったけど、私が料理をしないせいか、舌の経験値がないせいか、それは分からなかった。お湯で溶いているにしては薄くはなかった。なんだったんだろう。めちゃくちゃ美味しいという訳でもなく、まずくもなく、逆に、温なっちゃんオレンジはなぜあんなにもまずかったのだろうと考えた。

これに関しては、一度家で生搾りオレンジを温めてからでないと分からないことが多いと感じた。機会があればやりたい。

 

3500字になってしまった。暇だからとあまり調子に乗って長文を書くと読者が離れる。