格安中古戸建てを検索しまくる
退職まであと14日
仕事の日ではあったが、休憩時間中と退勤後、ずっとホームズのアプリで物件を漁っていた。部下にも1時間ほど付き合わせた。
エリアを全国に広げて、中古戸建て、安い順に並べると、廃墟同然の家が二束三文で売られている。スクショを撮ったのでいくつか貼ろうと思う。
立地の条件を全国に広げてみたが、格安戸建ては北海道と秋田が多かった。あと佐渡島。
全国最安値は兵庫の物件だった。
3Kで50万。50万は破格だが、30平米くらいしかない。うちのアパートの方が広い。最寄りバス停から徒歩28分。
お好きにDIYしませんか、などと謳っているが、修繕は必須、建て替えは法律上不可能な物件だ。内装はこんな感じ。
築121年とは書いてあるがどうなんだろう。そこまで経ってるように見えないし、もしかしたら建築年数が曖昧なのかも知れない。DIYでどうにかなるものなのか。
格安物件は、まだ家財が充分に残った状態の写真が載ってる場合が多い。持ち主が亡くなったか、夜逃げをしたのだろうと思う。
昔祖母と一緒に祖母の友人宅を訪ねてまわることがよくあったが、こんな感じのキッチンだったような気がする。これは夜逃げだろうか。
家具が残ってる家の写真で、この物件はかなり良いなと思った。
写真が上手く貼れなかった。年配女性の一人暮らしだったのだと思う。
食器棚をはじめ色んな小物がセルロイドチックなレトロな原色で、私の好みドストライクだ。物は多いが手入れがとても行き届いている部屋だと思う。造花だろうけど、至る所に花があった。
トイレも綺麗で、ペーパーホルダーに至るまでひとつひとつこだわりを感じる。
2DKの家だが、一部屋まるまるウォークインクローゼットと化している。正直外装は味気ないトタンの屋根にプレハブのような壁なのだが、中では好きなものに囲まれて生活していたことが伺える。
あと、トイレからも分かる通り、バリアフリー系の手すりやリフォームの痕跡がどこにも見られないので、おそらく持ち主は亡くなったのだと見ているが、晩年まで心身共にかなり元気だったのではなかろうか。
暮らしぶりが見られる物件でとても良いと思った。
180万円で販売している。
180万あると長野県の塩尻の別荘が買えたりする。わりとオシャレである。仕事柄、別荘持ってるという話を客から聞いて、インテリアの相談に乗ることもあるのだが、案外このくらいから買えるんだなあと思った。なおここに関しては180万で購入しても、別で月々に支払う金が発生するようだ。
250万前後の家、風呂場のタイルが奇抜なものが多かった。
マインスイーパかと思った。
サムネで見ると血飛沫に見えた。
200万の家?である。風呂無し。なぜ建てた、という設備と広さである。屋根があるだけマシなのかも知れない。
なんでここにそれがあるんだ、と言いたくなる配置もある
風呂場に洗濯機。なぜ。
これは間取りをよく見てほしい。キッチンがふたつある。
キッチンにカプセルタイプの浴室設置と書いてある。
2階のキッチンの部分を風呂にしたかったんだろうが、なんらかの理由で叶わず、結果こんなことになってるんだと思う。なんでキッチンに風呂があるんだ。
面白いのは200万円台までで、300万を超えると、内装も写真も綺麗で、私の求めているものはあまりなかった。
とりあえず新着物件のお知らせがくるように設定したので、また面白いものがあったら紹介しようと思う。