。+:゚⋈根無草⋈:゚+。

28歳独身フリーター、竹ノ塚ツブ子。夢なし!目標なし!彼氏なし!実家暮らし!人生暇つぶし!

何もしてない気分で焦る

禁煙5日目

今日のブログは手短に終わらせるぞ(夜更かししまくって寝不足になり扁桃腺が腫れだした)。
[今日やったこと]
Suicaをはじめありとあらゆるポイントカードをスマホに移行。今後の生存サブスク料金(税金)を事細かに調べる。失業手当手続きや金額について調べる。軽く買い物に行く。自室の引き出しの中を片付ける。ピアノを弾く。
[今日の家事手伝い]
店番をしてひたすら退店後の消毒作業。閉店作業手伝い、夕飯の手伝い。鍋洗い。

土曜なのでカフェの店番をした。そんなに混まなかった。店番し始めて30分、親戚(祖父の従兄弟の奥さん)であり幼稚園の頃仲良くしていた子の祖母が来店。「あら、ツブ子さん結婚まだなの。うちのもそうよぉ」という話をしていった。「結婚どころか彼氏もいなくて、じゃなきゃこんなとこいないわよ」と母がいらんことを言っていた。彼氏もいらないし結婚もしないという話は母にもしてあるのだが、今後親戚が家に来ては同じようなやりとりをするんだろうと思う。それにしても開始30分とは予想より早いな。仕事のことについて詮索されなくて良かったが、面倒なので背中に「無職 彼氏なし」って書いて店に立ちたくなった。
店では全然難しいことはせず、帰っていった客席の食器を下げたり消毒したりしていた。次はレジを覚えようと思う。メニューの説明と、運ぶのは、難しすぎるのでできそうにない。
夕飯はまた母の手伝いで鶏肉を切ったり揉んだり合わせ調味料を作って炒めたりした。
本来なら小学生のときにやるようなことを、27歳でやっているんだなあと思う。
親戚のおばあちゃんがお菓子をくれて、妹が学校帰りにシュークリームを買ってきて、まかないのパン耳がもったいないから食べていたのだけど、この生活は確実に太ると思った。

店番中に、今後無職期間に失う所得税住民税国保などを調べた。命サブスク。国保にすると社保よりかなり高くなると思っていたのだけど、めちゃくちゃ安くてびっくりしている。それから失業手当についても調べた。まあ、実家暮らしだしなんとかなるだろう。
おまけに引き出しを掃除していたら、現金6万円ちょっとと、QUOカードとギフト券が大量に出てきた。うはうはしている。

今日もあまりぼんやりする時間を設けずに色々やってみたのだけど、やっぱり何もしてないと思ってしまう。まだこうしてブログを書いて一日のことを整理してるからいいのかもしれないが、なかったら発狂してた可能性すらある。
この満たされない感じは何なんだろう。確かに詰めればもう少し何かできるのだけど、ぎちぎちに予定を詰めることに何の意味があるのだろう。
ゴールがあるものをひとつ持っておくといい、というアドバイスを受けた。なかなか難しいことである。ピアノを弾いたら昨日弾けなかったところが弾けるようになってたけど、それで得られる達成感なんて微々たるものだ。
もしかしたらやっぱり、何か創作しないと気が済まないのかもしれない。創作は精神力を浪費するのであまりやりたくはないのだけど……。

またなんだかんだ1200字書いてしまった。
眠いのに。風邪気味。

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グループ展に行き、茶をしばく日

禁煙4日目

[今日やったこと]
ピアノを弾く。自室の机周りを整える。展示を観に行く。純喫茶に行く。鳥貴族に行く。
[今日の家事手伝い]
昼の皿洗い


大槻香奈さんが主催する、雛祭りがテーマの絵画グループ展を観に行った。マブダチが暇しているようだったので一緒に行ってみた。
雛祭りに関するグループ展は数年前から開催されていたのだけど、忙しいことを理由に足を運ぶことができなかった。それ以外にも、扱っているテーマにピンと来なかったり、一番慣れ親しんでいる大槻香奈さんの絵画が全体の数割しか占めていないというのも理由ではある。今回は知見を広げる目的も兼ねて行ってみた次第である。なんと今回がとりあえずの最終回だそうだ。最終回、ということはこの雛祭りというテーマに対してなんらかの答えを見つけたのだろうけど、あいにくその道筋を辿ることができずに結末だけ見届ける形となった。
「祝われる側から祝う側へ」というのが今回のサブテーマだった。雛祭りは女の子の成長を祝う日とされているが、広い意味では人々の健康と成長を祝う日でもある。祝われる側の視点からすると、他人に無闇に祝われるというのは私もかつて抵抗があった。別に私はほっといても健康だし、自分の至らない部分なんて嫌でも目に付くのだから、成長したと言われても素直に受け止められることなんてできないと思っていた。そうして十代後半の雛祭りや誕生日をやり過ごしていたけれど、この歳になり、コロナに直面し、健康のありがたさや他人の成長の喜ばしさというのが分かってきた気がする。こういう言葉に留めておくと陳腐な気もするが。命も健康も当たり前にそこにあった頃には、ありがたさは感じないし、今後もそうあり続けるよう勝手に祈られるというのはある種の緊張が走る。それらを損なった時に落胆されることを、無意識に恐れていたのだろう。完璧であることを求められていると、抵抗感を持っていた。しかし、祝い祈る側に立ったとき、誰かに何かを強要しようという気持ちは全くないことに気づいた。いつか確実に事態は暗転し、やがて人は死ぬのだと分かっているから、これまでを祝い、これからを祈る。期待なんてそこにはなくて、ただ1日でも長く幸せが続くよう願っている。
うーん、作家さんたちの目に留まるようにツイッターに書けばよかったな。無職は好きなだけ感想文が書けるので最高である。もう900字書いてる。これ読んでる人いるのかな。
結婚を諦めているからか、他人の結婚報告や出産、子どもの成長報告がやたらと微笑ましく感じるし、そういう時は自分のことを仙人か何かに感じる。


マブダチと純喫茶巡りをしてきた。高齢の店主が切り盛りしている店でめちゃくちゃ雰囲気が良かった。コーヒーも美味しくて、店主はおしゃべりが好きそうな人なのだが、体の動きが後期高齢者そのもので、コロナの影響がなくても後はそう長くないだろうと思う。なかなか用事のある土地ではないが、是非また行きたい店だ。
マブダチも休職中で私が無職のため、この間に誘い合って行きたいところに行ったりやりたいことをやろうという話をした。私もいつまで無職で居られるか、貯金と出費予想からの計算がまだできてはいないのだが、いまだに自分が何をしたいのかよく分かっていない。資格の勉強をしたらいいのだろうが、やりたいことが分からないから資格の選びようがない。とりあえず、気になっていることを片っ端からやってみようと思う。無職になる前と後で、何か自分が成長していれば良いのだけど、今のところ全然そういう兆しはない。もう仕事を辞めてそろそろひと月経つ。体力の衰えを感じるため、とりあえずメルカリでリングフィットを買ってみた。無職の前と後とで目に見える変化があれば安心できるだろう。体型は維持するとして、後はなんか、体の柔軟性でも身に付けたいなと思っている。料理も覚えたいし知見も広げたいが、思ったより一日が短くて焦る。ぼんやりしてる時間が長くなってきている気がする。よくない傾向だ。

あ、そうだ、にほんブログ村のランキングと連携してみたので、仕組みは全然分からないけど、ボタンを押すと何かが起きるようです。よろしくお願いします。

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人手過剰

禁煙3日目

 

[今日やったこと]

転入届と印鑑登録の手続きをする。5キロ自転車を漕いで免許証の住所書き換えに行く。これで身分証明などは大丈夫。部屋の家具の配置換え。ピアノを弾く。

[今日の家事手伝い]

夕飯の支度(手伝い)。夕飯の片付け(手伝い)。閉店作業(手伝い)。灯油汲み。

 

起きたら11時半で、午前中の家事が全部終了していたし、妹はバイトにでかけていて、申し訳ない気持ちになった。

家事を手伝おうとするのだけど、もともと私以外の人数で回ってたものだから、私が入る隙がなかなかない。家族全員、何かすることに対して面倒くさいという感情があまりないらしい。それともツブ子を頼りないと思ってるのだろうか。とりあえず重いものを運ぶだとかそういうところから手伝いに入った。

祖母は目が悪く要介護になってしまったので、あまり店には出なくなってしまった。大変だろうと思って手伝ったら「このくらいやらないとボケてしまう」と言われてしまった。たしかにそれは一理ある。

閉店作業を手伝ってみた。20時閉店なので、夕飯を食べ終えたらすぐ店じまいになる。私が手伝うと作業が早く終わったけど「まだ8時間しか働いてないし、こんなに早く終わってしまったし、何しよう、どうしよう」と父が頭を抱え始めた。8時間労働で済むに越したことないだろう、と勤め人だったツブ子は思うのであった。

さてはこの家、労力が有り余ってるな。私が仕事してた頃は人手不足に喘いでいたのに、余ってるところでは余ってるものだ。時間余ってるなら副業したり勉強したり趣味極めたりすればいいのにと思うのだけど、そうはならないようだ。何をするでもなくぼんやりしている。私も気を抜くとぼんやりしてしまう。余暇に何をするべきか、誰も分かってないのかもしれない。

 

家はカフェなのだが、協力金がかつての収入を上回っているため、一時的に金がある。これは本当に当たりくじを引いたという感覚だ。協力金だけでは足りない事業者も多いし、収入が減っているのに補助金が出ないところはたくさんある。運が良かった思う。協力金は設備投資や補修に使うようだ。

風呂の給湯器の調子が悪いので、買い替えを検討しているようなのだが、前回の交換の見積書が見つからず、そもそも前回取り替えたのはいつだったのか、という話になった。

私と妹は6歳離れている。一度風呂釜ごと給湯器も変えたことがあったが、それがいつだったのかという話になり、私には昔の風呂釜の記憶があり、妹にはなく、しかし母は妹を旧風呂釜に入れた記憶があるので、おそらくあれは2001年あたりだったのだろうとなった。

そのあともう一回変えている記憶が母にはあった。私は完全に忘れていた。妹も、いつだったかの祭の時に急に壊れて直してもらったことを覚えていた。私は思い出した。

「(初めての彼氏と祭デートしようと思ったらよりによってその日に風呂が壊れてシャワーを浴びられず、仕方ないから石鹸の香りだけでもつけておこうと乾いたまま石鹸を体に塗っていたら父にバレてドン引きされた記憶があるから)私が中2のときだから、2007年だね」

その年あたりの書類を漁ったら、前回の給湯器の見積書が出てきた。

記憶を集結させて思い出す、というのは数人いないとできないことだ。私は生涯独り身のつもりでいるけれど、こうやって一人で思い出せないときも自力で頑張るしかないんだなと思った。まあ、そもそもこんなに面積の広い家には住まないだろうけど。

 

今日夕飯の手伝いしてたら、食材を等間隔に切るというのが全然できなかった。小学生が使うみたいな、目盛の入ってるまな板、買おうかな。

 

街ブラしてきた

禁煙2日目

 

退去の立ち会いがあった。これでもうしばらく北赤羽に行くことはなさそうだ。役所で転出届の手続きをしてきた。今日はこの後予定があったので、転入届はまた後日。一時的に私は、住所不定無職となった。

 

赤羽の喫茶店で予てから気になっていたジュースを飲みにきた。

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ブルーハワイフロート。夏空みたい。

かき氷に使うブルーハワイを炭酸で割ってバニラアイスを乗せているはず。本気を出してかき氷シロップを手に入れさえすれば、自宅でもできると思われる。映える映える。5色のフロートシリーズのうちのひとつだ。他は、イチゴ、レモン、メロン、コーヒーだったはず。コーヒー以外の三つに関してはおそらくかき氷シロップだろう。かき氷シロップは色が違うだけで実は同じ味、という噂を聞いたことがある。試しに目を閉じてブルーハワイを飲んだら、イチゴでもレモンでもメロンでも、同じ味がする気がした。それにしても映えるなあ。炭酸フロート系は、アイスのまわりがモコモコになっているほどテンションが上がる。

赤羽の「梅の木 新館」です。本館にはないメニューなので注意が必要。

 

せっかく赤羽まで来ているので、少し足を伸ばして竹の塚まで行ってみた。治安が悪いとの噂だったが、再開発が進んでいるのか、それとも緊急事態宣言で休業している店が多いからか、治安の悪さを感じなかった。中国、韓国、台湾料理の店が軒を連ね、フィリピンパブも立ち並んでいた。張り紙は「3/7まで休業」「しばらく休業」が多かったが、閉店、テナント募集、なかには6月まで休業の張り紙が貼られたままの店もあった。

やはり緊急事態宣言下では、どの街もシャッター街に近い様相でちょっと悲しくなる。

古い街なのだろう、駅から少し離れたところでも老舗っぽい造りの店があったり、地域密着型らしいスーパーがあちこちにあった。それ以外は薄暗いパチンコ屋とやたらと新しい商業施設が混在していた。

風が強く、思うように散歩ができなかったので、緊急事態宣言明けの暖かい日にまた来たい。しかし遠い。

竹ノ塚まで来たので、ついでだから北千住も散歩してみた。北千住には2回ほど来たことがある。竹ノ塚でちょっと悲しい気持ちになっていたので、北千住の商店街の賑やかさ、駅前の華やかさ、飲み屋街の煩雑さで癒されてきた。休業中の店もあったが、時間帯も夕方だったからか活気があった。赤羽の飲み屋街は床面積が結構広いけど、北千住の飲み屋はひとつひとつが狭い気がする。中野と赤羽を足して割った感じが少しした。

 

コロナが収まったら、また街並みも変わるんだろうなあと思う。景気次第だけど、街の新陳代謝が良くなればなるほど、空きテナントにはチェーン店が入りがちだ。吉祥寺なんていい例だけど、店が入れ替わることでどんどん特徴のない街になっていく。コロナ以降はそういう街が増えていくのだと思う。

 

最後に、竹ノ塚で撮った写真を貼っておく。

放射性廃棄物がわりと雑なゴミ置き場に保管されている予感がある。

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穀潰し生活初日

禁煙1日目

 

カウントダウンが終わってしまったので、実家暮らし生活をカウントアップしていこうと思う。「実家暮らし◯日目」「子供部屋おばさん◯日目」「ニート◯日目」「穀潰し◯日目」と色々考えてはみたが、数字は一緒でも数え上げる名目によっては早々にメンタルがやられるため、上記は採用しないことにした。そして、「オナ禁◯日目」と「禁煙◯日目」の二択になり、後者を選ぶことにした。今の部屋の構造上オナニーは無理だし、タバコは屋上なら吸えなくもないが、父が神経質で夜中に家中の戸締りを確認し始めるので、心配事を増やすのは良くないし、私がタバコを吸っていることを公にしていないので、これを機にしばらく禁煙することにした。別に吸わないなら吸わないでやっていけるし、禁煙◯日目と書くとなんか頑張ってる感が出て良い。

 

今日やったこと

5時半に起床、7時半にアパートに着き可燃ゴミを捨てる、8時半にコメダ珈琲で昨日のブログを書く、10時半に行きたかった喫茶店に行く、12時に耳鼻科で花粉症の薬を処方してもらう、12時半にガスの閉栓立会い、15時帰宅、昼寝、食事、間取りを考える

 

朝から結構動いたと思う。喫茶店については余裕があったら後述する。この後の自分語りが煩わしいけど食レポが気になる方は、自分語りの部分はすっ飛ばして読んでほしい。

15時頃帰宅すると、妹(大学3年生)が親の手伝いで屋上の洗濯物を取り込んでいて、穀潰しのツブ子(27)はとても申し訳ない気持ちになった。疲れて鏡台の椅子でぼんやりしていると、妹がバレンタインに作ったガトーショコラがお洒落な皿に盛り付けられて運ばれてきた。食べ終える頃に祖母から羊羹はどうか茶は飲むかと訊かれたが、満腹なので断った。せっかくなのでもらっておけば良いものをとは思うが、太ると自尊心が削られるので、余計なものは食べない。

眠いのでシャワーを浴びてから昼寝した。居酒屋のバイトに遅刻する夢を見た。働いてないことに対する罪悪感だろうか。今まで居酒屋でバイトしたことないのに。なんなら遅刻もしたことがない。今後こういった夢を見ることが増えるんだろう。厳密に言えば有給消化中なので、ツブ子は辛うじてまだニートではないのだが。

ベッドをよく見ると、昨日面倒臭がって掛け布団カバーをかけずに掛け布団を使っていたのが、しっかりセットされた状態で用意されていた。母がやったのだろう。

起きてしばらくしてから夕飯を食べた。夕飯は肉豆腐だった。本当は母の手伝いをするつもりでいたのだが、起きたら買い物も夕飯の用意もとっくに終わっていた。特に咎められることはなかった。今後も恐らくしばらくは、何もしなくても何も言われはしないと思う。私が勝手にそわそわしているだけなのだ。ぼーっとしているだけで食事の準備がなされ、洗濯は完了し、部屋まで温められている状況は楽ではあるのだけど、自尊心がすり減る。カンナで木材を削るみたいに、薄く確実にすり減る。それが嫌で実家を出たんだったと思う。同世代に比べて自分は家事ができない、というのがずっとコンプレックスだった。家族全員、世話を焼くのが趣味なので、私が入る隙もなかったし、手伝うよと言う機会を逃し続けていた。気づいたら洗濯もできない23歳になっていた。

多分この機会を逃すとまた家事手伝いをせず自尊心が失われる一方なので、明日は予定があるから明後日から頑張ろうと思う。

 

夕飯後は間取りを考えるために、数年ぶりにイラレを起動してみた。間取りアプリを使ってみたけど使い勝手が悪い。イラレはこういうときも便利。

元のアパートでは34.5平米を独り占めしていたのだけど、実家の自室は7.5平米しかない。つまり4帖半しかないと言うことだ。そこにシングルベッドと机と電子ピアノと、カビだらけの本棚をふたつ置く。制限が多すぎるせいで全然決まらない。今は仮置きをしている。妹の部屋との仕切りがアコーディオンカーテンでのみのため、当然ノックはされないし、親の気配を感じても何も隠す時間を得られないままアコーディオンカーテンが開けられる。入り口からどうにかベッドが死角になるようにしなければオナニーができない。ちなみに妹の部屋にも妹のベッドがあるが、妹は一人で寝ることができないので夜はプライバシーを気にしなくて良さそうだ。だとしても、強迫神経症気味の父が急に起き出して家中の戸締りを確認して周りはじめるので、やっぱりオナニーができない。性欲は減ったように感じるけど、女ホルをドバらせないとおっぱいが維持できないのだ。ツブ子のアイデンティティーの7割はおっぱいでできているので、由々しき事態である。まあ、オナニー云々より、入り口からベッドまでの視線をなんとしてでも遮りたいのは、泣いているところを見られたくないからでもある。バッチリ見られると大騒ぎされるし、バッチリ見られない時は居ないフリをしてアコーディオンカーテンの隙間から数分間じっと見られたりする。見てるなら何か言えばいいのにと思うけど、何か言うとなると大騒ぎになるから、とりあえず泣いていることに気付かれないことが第一だ。

早く間取りを考えないと、引っ越しの段ボールがまだ数箱リビングを占拠していて邪魔だし、下手すると父が勝手に家具を動かし始めるので急がないといけない。

 

さて、ここまでで既に2000字越えてるけど、今から喫茶店のフルーツサンドのレポをします。

赤羽のフルーツパーラー「プチモンド」のフルーツサンドと、ホットオレンジを注文。この店は孤独のグルメで紹介されたり雑誌にも掲載されている有名店らしい。引っ越してきた頃から気になってはいて、晴れて今日行くことができた。

先に食べログで少し他の人のレビューを見てみたら、やっぱりフルーツサンドが人気らしくレビューも多かった。美味しすぎないところが良いと書いてあったので、美味しくない可能性があると思った。

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ボリュームがすごい。率直に偉そうなことを言うと☆2つ。

フルーツパーラーということもあり、フルーツがふんだんに使用されている。缶詰ではなく生フルーツらしく、食感が良かった。私が分かっただけでも、いちご、バナナ、パイン、キウイ、オレンジ、梨が入っていた。洋ナシか和梨かは舌の経験値が乏しいため判別つかなかったが、このしゃりしゃり感は今まで食べたことのないフルーツサンドだった。

この量のフルーツをパンに挟んで重力に耐えるためには、相当量のホイップクリームが必要になるが、このホイップがかなり重めで、後半は結構しんどかった。フルーツの酸味を殺さないためか甘さは控えめだが、その分油っぽさが際立つ。それからパンに関しては弾力がもう少し欲しかった。ある程度時間が経ってももち感を維持できるようにするためには添加物が必要だし、添加物なしでもち感を得るにはコストがかかる上足が速いんだろうとは思う。料理のことはあまり分からないので、想像の範囲で話している。もし違ったら教えて欲しい。

とりあえず一人で食べきるには量が多い。量を減らして値段を下げるか、量を減らして値段をそのままにしてクリームとパンにコストを割いてみたら良いのでは、と偉そうなことを言ってみる。

隣の席のおばちゃんも同じものを注文していた。「食べきれない」だとか「そろそろ出なくては」というワードは出なかったが、会話の流れがなんとなくお開きの雰囲気を醸し出してきた頃、店員のおばあさんがパックを持って席に現れた。祭り屋台の焼きそばを入れるようなパックだ。「これに入れて持って帰っていいですよ」と言っていた。量が多いことへの自覚はあるらしい。

もうひとつ、ホットオレンジを頼んでみた。なかなかのチャレンジである。写真はなかった。700円だった気がする。5歳の頃病気で寝込んだことがあった。スポドリが苦手な私になんとか体を冷やさない飲み物をと両親が思案した結果、なっちゃんオレンジを温めて飲ますという結論に至り、しばらく飲まされていた。当然激まずだったが、私は自分への配慮なのだと信じて疑わなかった。最近、その判断をした親の年齢に近付いてきてようやく、やっぱりその選択はどうかしてると思うようになってきた。とにかくまずかった。その記憶があるから、ホットオレンジというのがオレンジジュースを温めたものを指すのか気になった。メニューに入れるくらいだから、飲めはするんだろう。

写真の奥にあるものがそれである。クリームと、輪切りになったオレンジが乗っている。飲んでみるとやっぱり温かいオレンジジュースだった。果肉感があり、まずくはなかった。生搾りのものを温めたにしては酸味が遠のいている感じがし、他に何かと混ぜているのかと思ったけど、私が料理をしないせいか、舌の経験値がないせいか、それは分からなかった。お湯で溶いているにしては薄くはなかった。なんだったんだろう。めちゃくちゃ美味しいという訳でもなく、まずくもなく、逆に、温なっちゃんオレンジはなぜあんなにもまずかったのだろうと考えた。

これに関しては、一度家で生搾りオレンジを温めてからでないと分からないことが多いと感じた。機会があればやりたい。

 

3500字になってしまった。暇だからとあまり調子に乗って長文を書くと読者が離れる。

さよなら赤羽

一人暮らし、本日終了

 

引っ越し作業は朝4時までかかり、2時間半寝て最後寝室の布団とカーテンをしまった。ちょうど全部荷造り終える頃に引っ越し業者が到着し、ものの30分で全て運び出していった。

引っ越し作業中、古紙が回収されていることを確認するために窓を開けて下を覗いたら、ゴミはちゃんと回収されていた。道の突き当たりにある小学校に向けて小学生が集団登校していたが、アパートの前に停められた引越しトラックを避けて列を成していたので、蟻の行列を見ている気分だった。その小学生を見守る親たちが5人くらいいたが、交差点で案内していたはずのおじさん2人と、なぜか警察官も2人小学生の列についていて、なんか、引越しトラックが邪魔になってないかなと心配になった。

8時半過ぎには引っ越しのトラックが出発し、実家での荷下ろしも午前中には終えることができた。

 

丸4年住んでいたけど、清野とおるの「東京都北区赤羽」という漫画を読まなかったな。エレカシもそんなに聴かなかった。林家ペーパー夫妻は駅前のイトーヨーカドーの地下によくいるという噂だったけど、あの目立つ風貌でも見かけなかったし、もちろん壇蜜もいなかった。

赤羽は2017年だかのランキングで、住みやすい街No.1になったらしい。住みやすいが住みたいかと言われるとそうでもないらしい。私はどこに住んでいるのか訊かれたとき、赤羽と答えていたけど、正確には北赤羽というひとつ隣の駅の近くに住んでいた。本当は赤羽壱番街あたりの飲み屋街に住みたかった。赤羽に住んでいると言うと、必ずと言っていいほど酒飲みなのか訊かれる。別にそうではないのだけど、美味しい食べ物がたくさんあるところと、賑やかなところは好きだ。

それにしても朝から晩まで飲める街なので、特に今回の緊急事態宣言からこっち、昼間からかなりの酔っ払いを見かけたりもする。日差しに照らされながら屋外席のテーブルを囲んで大声をあげている人たちを見ると、白夜ってこんな感じなのかなと妙な気分になったりした。

ある日の夜7時頃、赤羽の飲み屋街の一角でボヤがあり、電線に支障が出たらしく一部の区画が停電になっていた。何軒かは店頭でスタッフが、停電で新規客は受け入れられないと謝っていたが、すでに入っている客らが暗闇の中で騒いでいるのが奥から聞こえてきて、図太い人たちだなあと思った。

 

同棲しよう、となったとき、事情があって元彼が東京都から出ることができなかったので、妥協点として選んだのが赤羽だ。私の職場は埼玉がほとんどだったので、私としては埼玉が良かった。東京は家賃が高い。スーモやら何やらで散々探していたが、行ったことのない土地だからとりあえず行こうということになった。チェーンの不動産屋のガラス窓を見て回ってもなかなかいいのが見つからず、諦めかけていた頃、地元密着型の小さな不動産屋に4枚だけ張り出された間取り図の中に、今の部屋を見つけた。家賃は相場より1.5万ほど安かった。閉店15分前に滑り込んだのに、すぐ内見に連れて行ってくれて、その場で仮契約した。しかもその時点で親に同棲を考えている旨を伝えていなかったため、電話口で急に「来月実家を出て彼氏と同棲する」ということを伝えた。不動産屋さんがとてもいい人で、軒先で30分も電話してる私をずっと待っていてくれた。

相場よりはるかに安いので、事故物件かと思ったけど、何も問題はなく、前入居者は女子高生とその母親の2人暮らしで、契約満期で退去したようだった。入居後しばらくは、予備校の案内がアパートの郵便受けによく届いていたが、そのうち成人式の振袖の案内にかわり、やがて前入居者宛のDMは来なくなった。名前から推測するに、沖縄の血が流れているようだった。名前とぼんやりとした年齢しか分からないが、その子の成長を少しだけ見たような気がしていた。

ちなみに事故物件ではなかったが、オートロックなしインターホンなし、階下が居酒屋のためゴキブリがよく出た。ゴキブリに関しては、飲食店育ち故ウジャウジャ出なければさして問題ではなかった。3階建の2階なのに浴室の天井裏に鳥が住んでいたりもした。私は見ていないが直径70センチの鳥の巣が2つもあったらしい。なんの鳥だったのだろう。壁に穴が空いていたので塞いでもらい、それからは鳥は来ていない。ネズミも出た。玄関と靴箱の下に隙間があり、階下から出入りしていたようだ。私はあまり気にならなかったが、元彼はネズミが嫌いで、大揉めになった。正直それが別れようと思ったきっかけだった。そこから別れるまで1年ほどかかってしまったけど。

2019年の8月から一人暮らしを始めた。もともと私名義で借りたアパートだし、家賃を始め生活費のほとんどは私が出していたので、一人暮らしになってからは貯金もできて時間も自由で最高だった。都心からも近く、いろんな人が遊びに来てくれた。

またいつか一人暮らしをするなら、赤羽近辺がいいなと思っている。今よりいい物件は多分見つからないだろうけど。

 

この日記での私の名前は「竹ノ塚ツブ子」というが、竹ノ塚は実は縁もゆかりもなく、行ったことすらない。是非行ってみたいところではあるけれど。

 

明日からは竹ノ塚ツブ子、家事手伝いという名の穀潰し編が始まります。再就職するまで毎日日記は書き続けるつもりなので、今後ともよろしくお願いします。

 

引っ越し作業大詰め

一人暮らし終了まであと1日

 

感慨深さに浸ってる場合ではないくらいに、引っ越し作業が大詰めになっている。なぜ今まで進めてこなかったのか。いや、進めてはきた。でも、これ仕舞っちゃうと引越しまでの間不便だなあ、なんて考えて細かいものを段ボールに詰めないでいた。それは覚えている。計画はしていた。ただ、梱包がこんなに大変だとは思ってなかった。

そもそも朝から頭痛がひどくて、徹夜するつもりで朝10時半に起きはしたけど、18時には完全に飽きていた。次いつ一人暮らしするか分からないので、しばらく触らないものは実家の物置に、実家で荷解きするものは同じジャンルでも別の箱に、電池は液漏れするとまずいから全て抜いて分かるようにしておく、などそこそこ頭を使う作業が多かった。一通り詰め終えたら、風呂場の椅子、踏み台、段ボールに収まらないアイロン台、ラジカセ、掛け時計、ゴミ箱など、中途半端なものがごっそり残ってしまい、それをどうまとめようか迷ってるうちに脳のHPがゼロになってしまった。ピンチハンガーをしまい忘れたり、ゴミ袋が必要になったりして、閉じた段ボールを再度開けたり閉めたりしているうちに、だんだん自分に腹が立ってきた。視線を動かせば終わってないあれこれに目が行き、終わりやすそうな物から手をつけ、全てが中途半端になる。二度手間にもなる。この感じ、残業の時によく似ている。頭が苦しい。残業中ならある程度、明日の朝やればいいやとか、とりあえず見える範囲の売り場をどうにかして誤魔化せばなんとか凌げるだろうと雑に終えることもできたが、引越し業者は翌日朝8時に来るのが確定しているので、そうするわけにもいかなかった。

業者を選ぶ際、引越しのよくあるトラブルを事前に調べていたのだが「段ボールに入る大きさの物で梱包されていないものがあったため、業者にやってもらうことになり、オプション料金がついた」というのが結構あり、それを読んだときには「ちゃんと計画的にやってればこんなことにならないのでは」などと思ったのだが、まさしく自分がそうなりかけていた。2DKの割に荷物が少ないと言われたので完全に油断していた。

もしもっと物を多く持つ人で、仕事しながら引越しするとしたら、無理だったんじゃないかと思う。まあそれなら金に物を言わせて、業者に梱包をお願いするオプションを最初から付けてしまうかもしれないけど。

 

あまりにもスケジュールが詰まっていたため、この日記は翌15日の13時に書いている。